【タピる】人気の「タピオカ」はダイエット向きなの？

白くて小さい粒のタピオカは、ココナッツミルクに合わせて食べることが多く、そのぷちぷちとした食感が人気です。レストランだけでなくコンビニでも定番デザートの1つとして、定着してきました。 黒くて大粒のタピオカはミルクティーをはじめ、フレーバーティーやフルーツジュースなどの中に入れて太いストローで吸い上げながら飲むドリンクが人気です。ブラックタピオカと呼ばれ、コンビニなどのドリンクの棚にもよく並んでいます。ここ最近ではタピオカドリンクが飲めるお店も増えていて、お店の外では行列ができるほど人気があるようです。

ブラックタピオカの入ったタピオカドリンクは見た目がかわいく、また持っているだけでもちょっとオシャレ。しかも、この大粒のブラックタピオカはもちもちとした食感にインパクトがあり、とっても美味しい！写真映えするところも人気の秘密なのかもしれません。

見た目は寒天やゼリーのようにツルツルしており、もちもちとした食感はお餅のようですが、タピオカの原料は実はお芋です！東南アジア、南米などで栽培される「キャッサバ」という芋の塊根から作られるでんぷん粉が原料です。これを回転釜などで球状に成形したものがタピオカパールで、私たちはこれをタピオカと呼んでいます。ブラックタピオカは、これにカラメル色素などで色をつけています。

タピオカは100g当たり355kcal。ごはん1膳（150g）で約252kcalなので、それよりもカロリーは高くなります。しかしこれはタピオカが乾燥している状態のカロリーです。 タピオカを食べられる状態にするには乾燥したものを茹でてから使います。茹でると水分をたくさん含んで膨張し、重くなります。乾燥状態のときは約12%だった水分が、80%にもなります。そしてカロリーはぐっと下がり、100g当たりで62kcalになります。タピオカドリンクやデザートに使うタピオカは茹でた後にシロップ漬けしてから使うことが多いので、もう少しカロリーは高くなるようです。

タピオカは100gで62kcalありますが、もちろん食べる量によってカロリーは変わってきます。茹でたタピオカ大さじ1杯が約20g。タピオカドリンクに大さじ2杯程度入っていたとしても40gで約25kcalです。ドリンクの中に入っている砂糖のカロリーを考えても、甘いおやつやケーキを食べるよりはカロリーが抑えられます。 さらにタピオカは腹持ちがよく、満腹感も得られますのでダイエット中のおやつには向いているといえるでしょう。ダイエット中でも、全く間食しないとストレスがたまり長続きしないですよね。

しかし、タピオカと一緒にアイスや生クリーム、シロップなどと一緒に食べたり飲んだりしてしまうと、カロリーがかなり上がってしまいダイエット向きとは言えなくなります。組み合わせには十分注意しましょう。また、カロリーが低いからとタピオカを大量に食べてしまっても、カロリーは上がってきます。食べすぎにも注意しましょう。

組み合わせによってはタピオカドリンクやデザートは高カロリーになります。ダイエット中の方は自分で作るドリンクやデザートがおすすめです。 タピオカは乾燥状態のもの、茹で時間が短い冷凍のものなど、最近では手に入りやすくなりました。商品に記載されている時間のとおりに茹で、茹でたタピオカをシロップに浸ければ、簡単にもちもちのタピオカが出来上がります。

手作りタピオカドリンク

紅茶に砂糖やシロップを少量入れます。その中に茹でたタピオカを入れます。これだけで完成！ ミルクを加えるときは低脂肪にするとカロリーが抑えられます。タピオカに合うように香りの高い紅茶を使うのがおすすめです。チャイなどスパイスの入っているものもよく合いますよ。

タピオカヨーグルト

タピオカとコーンフレークを少量お皿にのせて、そこにヨーグルトをかけます。甘さをプラスしたいときは蜂蜜やメープルシロップを少量かけます。満足感のあるおやつになりますよ！

いかがでしたか？ タピオカを上手に活用して、美味しく楽しく気分を上げてダイエット成功を目指しましょう。