【つらい停滞期を乗り越えるには?】管理栄養士がダイエットのコツを伝授
ダイエットで一番辛いのが停滞期。いろいろ頑張っているのに全くやせないと、正直、落ち込んでしまいますよね。今回は、食生活で見直して欲しいポイントを管理栄養士が紹介します。また、イライラして間食したくなる時に役立つ、低カロリースイーツのレシピも紹介しますよ。
2022年06月30日
やせない時はどんな時?
ダイエットをしているのに体重が減らない時は、どんな時でしょうか。いくつか紹介したいと思います。
知らない間にカロリーを摂っていた
野菜は低カロリーだからといって、ドレッシングを沢山かけて食べている方は要注意です!その野菜にかけているドレッシングは何kcalありますか?マヨネーズは大さじ1で約85kcalもあるのです。ドレッシングをかける際は、計量スプーンでかけるようにすると、目安が付きやすいですよ。また、マヨネーズから和風ドレッシングに変えるだけでも約70kcal減らす事が出来ます。
見た目は変わっているのに体重が減っていないだけだった
体重の数値だけにこだわらず、ズボンやスカートを履く時に、お腹周りやお尻周りが少し楽になったと感じることはないですか?例えば、起床してすぐの体重と、ご飯を食べてからの体重が違うように、体重をはかるなら同じ状況ではかるのが適しています。また、体重が変わらなくても身体が引き締まっている場合もありますよ。
実は無意識に沢山食べていた
食事制限しているのになかなかやせない方は、毎回食べるものの写真を撮りましょう。写真を撮り、1日何を食べたかを見直すことで新しい発見があるかもしれません。
確実にやせる方法とは?
総摂取カロリー < 総消費カロリー
脂肪を燃やすには、総摂取カロリーよりも、総消費カロリーが上回る事です。では、摂取カロリーを制限したら良いのでは?と思いがちですが、急激な食事制限はストレスや身体の健康に障害をもたらします。目安として1カ月に1〜2キロやせるのが、無理のないダイエットです。
筋肉量を増やす
「基礎代謝量」を上げる事もダイエットへとつながります。「基礎代謝量」とは、何もせずにじっとしている時に使う代謝量のことです。私たちの心臓、筋肉、脳など臓器が消費するエネルギーで、全体の消費量の約60%がこれにあたります。筋肉が多い人ほど、この基礎代謝量が増えます。また、これは運動をする事で、「基礎代謝量」を維持、あるいは増やす事も可能です。
日常の運動量を増やす
運動の時間が取れない人ほど、普段の生活に注目しましょう。例えば、電車通勤の方は、座るよりも、立つ。エスカレーターやエレベーターを使わず、階段を使うなど、少しずつでも良いので、普段の生活から出来る事を考えて、日常の運動量を増やしましょう。知らないうちに、エネルギーを使う習慣が身につきますよ。
イライラした時に食べたい!低カロリーのスイーツレシピ
ダイエットは長期戦です。イライラせずに冷静を保つのが理想ですが、うまくいかなくてつい暴飲暴食に走りそうになるときもありますよね。そんな時におすすめの、簡単で低カロリーな間食レシピを紹介したいと思います。
野菜スイーツ!大根のトリュフ風
イライラしたときにチョコレートを食べたくなる方におすすめなのがこちらのレシピ。調理時間30分と簡単に出来る上に、チョコレートと大根を使ったスイーツで1人分70kcalと低カロリーなのが嬉しいですね。 ▶︎「野菜スイーツ!大根のトリュフ風」レシピはこちら
豆乳ブランマンジェ マンゴーソース
こちらはダイエット中のイライラを和らげてくれるイソフラボンが豊富な豆乳を使った、カフェにでも出てきそうなオシャレなデザートです。 ▶︎「豆乳ブランマンジェ マンゴーソース」レシピはこちら
長芋あん団子
和菓子が好きな方に特におすすめのデザートです。もち米を長芋で代用するだけで、1人分、100kcal以下になりました。 ▶︎「長芋あん団子」レシピはこちら
まとめ
体重がなかなか減らないと、イライラしてしまいがちですが、リバウンドしないためにも、出来るだけ無理のない範囲で少しずつ体重を落としましょう!
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著者
ウィリアムズ 早苗(管理栄養士)
大学卒業後、食品会社にてメニュー開発を経験。現在はオンラインでの栄養指導や、メディアでの執筆をしています。私たちが抱えている、食や健康に関しての問題点に注目し、それに向けての解決策の糸口となるようなお手伝いが出来る事をモットーにしています。