【管理栄養士が解説】ダイエッターに「ブロッコリー」が大人気の理由とは?

【管理栄養士が解説】ダイエッターに「ブロッコリー」が大人気の理由とは?

鮮やかなグリーンが特徴のブロッコリーは、食卓やお弁当など様々なシーンで彩りをプラスしてくれる野菜です。茹でる、煮る、炒めるなど、どんな調理法でも美味しく食べられる点も嬉しいですね。そこで今回はブロッコリーに含まれるダイエットや美容に嬉しい栄養素や調理のコツ、オススメレシピなどをご紹介します!

2023年08月22日

ブロッコリーの栄養と効果

ビタミンCで美肌に!

ブロッコリーは、ビタミンCが豊富な野菜です。 ビタミンCはコラーゲン生成に関わる栄養素なので、肌の潤いを保ち、シワを予防する働きが期待できます。さらにビタミンCには抗酸化作用があるため、シミ予防にも効果的と言われています。紫外線が強く肌がダメージを受けやすい季節には特に意識して摂りたい栄養素ですね。

カリウムでむくみ解消!

カリウムは体内の余分な塩分(ナトリウム)の排出を促す役割があり、むくみの予防・解消に役立つ栄養素です。むくみは太って見えたり、ダイエットの効率を下げる原因となるので、カリウムをしっかりと摂ってむくみを解消しましょう!

抗酸化ビタミンで生活習慣病予防!

ブロッコリーは緑黄色野菜なので、β-カロテンやビタミンEなどの抗酸化ビタミンも豊富に含まれています。これらの栄養素には強い抗酸化作用があり、生活習慣病予防などの効果も期待できます。また、ビタミンEは血流を促す作用があり、血行が良くなる事で冷えを予防したり、肩こりなどの解消にもつながると言われていますよ。

葉酸で貧血予防!

ブロッコリーには貧血予防に効果的な葉酸が多く含まれています。葉酸は胎児の正常な発育に関わる栄養素でもありますので、妊娠を希望する女性や妊娠中の女性は積極的に摂るのが望ましいですよ。

ブロッコリーの調理のポイント

ブロッコリーに含まれるビタミンCは水溶性なので、調理の際には茹で過ぎないようにしましょう。水を使わないレンジでの調理もオススメです。 β-カロテンやビタミンEは脂溶性なので、油と一緒に摂る事で吸収率がアップします。オイルを使ったドレッシングを使う、油で炒める、肉料理の付け合わせにするなどの食べ方も吸収率を上げる食べ方です。また、ブロッコリーは茎の部分にも栄養が豊富に含まれていますので、硬い外側の皮は剥いて食べるようにすると、無駄なく栄養を摂る事が出来ますよ。

おすすめレシピ

ボリューム満点!豚肉とサツマイモのバタポン炒め

ブロッコリーやサツマイモを使った、ボリュームのある豚肉料理です。バターや豚肉などと一緒に摂る事で、脂溶性ビタミンの吸収率がUPしますよ。 ▶「ボリューム満点!豚肉とサツマイモのバタポン炒め」レシピはこちら

1日の1/2の野菜が摂れるパスタ

たっぷりの野菜を摂れるビタミン豊富なパスタです。ササミでたんぱく質も摂れるので、栄養バランスはばっちりですよ! ▶「1日の1/2の野菜が摂れるパスタ」レシピはこちら

ブロッコリーのおかか和え

あと一品ほしい時にも便利な、サッと作れる副菜です。茹でるのではなくレンジで加熱すると時短にもなりますし、栄養の損失も防ぐ事が出来ますよ。 ▶「ブロッコリーのおかか和え」レシピはこちら

まとめ

いかがでしたか?「ブロッコリー」は、栄養価が高く、様々な料理に使う事が出来るとても便利な野菜です。ダイエット中に人気の理由もわかりますよね。スーパーで見かける機会も多い野菜なので、是非お料理に取り入れてみてくださいね!

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著者

藤井 歩(管理栄養士)

大学卒業後、給食委託会社・健康関連企業での勤務を経て、現在はフリーランスの管理栄養士としてオンラインでの栄養指導業務、特定保健指導、コラム執筆など栄養関係の様々な業務に携わっています。


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