【管理栄養士が教える】アイスをヘルシーに楽しむコツ2つ
ダイエット中は糖質や脂質を気にするあまり、大好きなアイスをガマンしている方は多いと思いますが、実は工夫次第でアイスを食べた方がダイエット成功へ近づくことができるかもしれません!そこで今回は、おすすめしたい3種類のアイスの材料とレシピをご紹介します!
2020年05月09日
ダイエット中でもOKなアイスクリームとは?
アイスクリームのカロリー
甘くて美味しいアイスは、一口食べれば幸せな気分になりますよね。しかし、市販のバニラアイスは1個分あたり約300~350kcal程度と高カロリーなものが多いことからも、「ダイエット中にアイスはNG!」と思っている方も多いはずです。 しかも、その大半が糖質と脂質であるため、油断していると脂肪として蓄えらえてしまう恐れもあるので注意が必要です。
ガマンしないことがダイエット成功に!?
ダイエットを成功させるために、大好きなスイーツやお菓子、飲み物などをガマンする人は多いと思います。しかし、この行為が意外にもダイエットを失敗へと導いてしまう場合があると言います。実は、甘い食べ物は必ずしも「食べてはいけない」ものではありません。 アイスも、「カロリー」や「質」をしっかりと見極めて、ちょっとした工夫をすることで、ダイエット効果を上げるものに早変わりしてくれるのです!
アイスを食べても太らない2つのコツ
1.食べる時間に注目
アイスだけに限ったことではありませんが、1日の中でも最も太りにくいと言われている時間帯の15時頃に食べることをおススメします。 一方で、深夜や寝る直前などは脂肪になりやすいと言われているので控えるようにしましょう。
2.手作りをする
アイスを手作りすることで、自分自身でアイスにする材料を決められるので、栄養価の高い食材を使用すれば「普段の食生活で足りない栄養を補う」ことができます。 また、砂糖などの分量を控えめに調節できるので、市販のものよりもだいぶヘルシーに仕上げることもできますね。
アイスを手作りしよう!おススメレシピ
1.豆乳
生クリームを「豆乳」に代えるだけで、カロリーカットにつながるうえに、ダイエット中に不足しがちなたんぱく質やビタミン、ミネラルなどの栄養補給もできますよ。また、豆乳に含まれるイソフラボンには女性ホルモンのバランスを整える働きがあるため、美肌や更年期障害の緩和・改善、骨粗しょう症予防などの効果が期待できます。トッピングにくるみを加えれば、さらに栄養価も食べ応えもアップします♪ ▶「くるみ&メープルシロップの豆乳アイス」レシピはこちら
2.バナナ
栄養豊富なバナナは、脂質や糖質の代謝をアップさせるビタミンB群を豊富に含むため、効率良くエネルギーが消費されて太りにくくしてくれますよ。ほかにも、便秘解消に効果的な食物繊維、むくみ解消に役立つカリウム、イライラを防ぐアミノ酸の一種のトリプトファンも含まれます。まさに、ダイエット向きのフルーツと言えるでしょう。バナナのねっとり感は、食感をよりアイスクリームに近づけ、自然な甘みもプラスしてくれます。 ▶「さっぱりバナナジェラート」レシピはこちら
3.ヨーグルト
発酵食品の代表格でもあるヨーグルトは、よくダイエット中に食べている方も多いと思います。ヨーグルトには乳酸菌が多く含まれ、腸内の善玉菌を増やしてくれるので、腸内環境を整えて便秘解消に効果的だと言います。また、たんぱく質やカルシウムも補給できますよ。 ▶「激うま!フローズンヨーグルトアイス♪」レシピはこちら
まとめ
手作りをしたアイスなら、ダイエットだけではなく美容にも嬉しい効果が期待できます。アイスだって食べ方さえ工夫すれば、ダイエット効果を上げるキーポイントとなってくれるかもしれません。今回ご紹介したアイスの他にも自分好みのアイスの材料を見つけてみてくださいね。
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著者
水谷 俊江(管理栄養士)
南米、北米で10年間生活した中で、改めて日本人の食文化の偉大さを感じました。美容クリニックでのダイエット指導、特定保健指導での相談業務に携わり、現在では「食」をテーマにしたコラムを執筆しております。世界の食文化と同じように、お一人お一人のお食事の環境や歴史は異なります。今の生活の中で無理なく太る習慣が改善できる方法をオートクチュールで提供いたします。