【効率よく!】白米を食べてもやせる2つのポイント
炭水化物である白いご飯には、糖質以外にも実はたくさんの栄養素が含まれていることをご存知でしょうか。ダイエット中は、ご飯を制限する方も多いかもしれませんが、適量を守れば、効率良く体重を減らせるとも言われています。そこで今回は、ご飯を食べてもやせるダイエット方法をご紹介します。
2019年03月29日
ご飯を食べないと太る?
最近では「糖質制限ダイエット」が注目を集め、極端に炭水化物を抜いてしまう方も少なくはありません。 しかし、体を動かす大切なエネルギー源となる炭水化物が不足すると、疲れやイライラを感じやすくなったり、代謝が落ちて太りやすい体質を作るなど、逆効果に繋がる恐れもあるのです。 このため、健康的でリバウンドをしないダイエットを行うためには、適量を守った炭水化物の摂取が欠かせないと言われています。
白いご飯に含まれる栄養とは
■たんぱく質 体を作り、肌や爪、髪など女性がきれいでいるためにもしっかり摂りたい栄養素。 ■ビタミン類 ビタミンB1は糖質代謝、ビタミンB2は脂肪代謝を上げる働き、ビタミンEには高い抗酸化作用があるため「若がえりビタミン」とも呼ばれています。身体の調子を整えエネルギー効率が高まり、血行改善や美肌効果も期待できます◎ ■食物繊維 腸のぜん動運動を促し、余分な脂肪分を排泄する働きも。 ■カルシウム 年齢が進むとなりやすくなる骨粗鬆症。骨を丈夫に保つためにも女性は特に積極的に摂りたい栄養素です。 ■マグネシウム カルシウムの吸収を助けるミネラルです。 ■鉄分 女性に不足しがちな栄養素のひとつ。貧血予防に不可欠です。
食べてやせる2つのポイント
①ベジファーストを心がける
お腹が空いた状態でいきなりご飯を食べると、血糖値が急激に上昇するため脂肪の蓄積に繋がって太る原因となります。 そのため、野菜から先に食べ始めて、次におかずなどのたんぱく質、最後にご飯などの炭水化物の順に食べることで、血糖の急上昇を抑えて太りにくくなりますよ。
②ご飯の種類や量を工夫する
ご飯といえば、白いご飯のイメージが強いですが、玄米や雑穀米、押し麦なども炭水化物に分類されます。中でも玄米は食物繊維が多く、血糖値の上昇が緩やかな傾向にあるため、脂肪になりにくいと考えられています。白米に玄米を混ぜて炊いてみるだけでも、栄養バランスが良くなるのでおすすめですよ。 また、ご飯の量も食べ過ぎないように、小さめのお茶碗に変えてみるなどの工夫をするといいかもしれません。
白いご飯に合わせる料理
和食がピッタリ
和食料理には欠かすことのできない基本調味料であるダシは、昆布のグルタミン酸や、かつお節のイノシン酸からでる旨味成分で、減塩かつ食材の美味しさを十分に感じることができます。 ほかにも、味噌や醤油などの調味料は発酵食品であり、腸内環境を整えることから、健康や美容に、嬉しい効果がたくさん期待できるようになります。 白いご飯には相性抜群な和食は、ダイエットにも嬉しい効果をもたらしてくれることでしょう。
最後に
ダイエット中は、「ご飯を食べると太るから食べるのをやめよう…」などと敬遠されがち。食べ過ぎはもちろん良くないですが、お米を食べるメリットは想像以上にあるのではないでしょうか。 ダイエット中の食生活に取り入れてみると、その効果を実感できるかもしれませんよ◎
【やせ習慣が身につく】管理栄養士が食生活をコーディネートするアプリって?
まずは無料でスタート♪食事を撮るだけ、プロから食事のアドバイスが届く!
- 専属の管理栄養士がダイエットをサポート
- 食制限なし!正しく食べて身につく「やせ習慣」♪
- 管理栄養士が、写真を目で見て丁寧にアドバイス。AIではありません!
- 「あってるかな?」そんな食事のお悩みを正しい知識でアドバイス
著者
水谷 俊江(管理栄養士)
南米、北米で10年間生活した中で、改めて日本人の食文化の偉大さを感じました。美容クリニックでのダイエット指導、特定保健指導での相談業務に携わり、現在では「食」をテーマにしたコラムを執筆しております。世界の食文化と同じように、お一人お一人のお食事の環境や歴史は異なります。今の生活の中で無理なく太る習慣が改善できる方法をオートクチュールで提供いたします。