ダイエット中のおやつ選びの3つの秘策
ダイエットを行う際、おやつは控えたいもの。しかし、糖質量や食感などを気にしておやつを選べば、満腹感がアップして無駄な食べ過ぎを抑えられるうえに、摂取カロリーの減少にも繋がることも!今回は、上手なおやつの選び方をご紹介!コンビニやスーパーなどで商品を選ぶときに意識してみましょう。
2019年03月16日
おやつを食べた方が太りにくいって本当?
少し小腹がすいたなと感じた時に、ご飯やパンといった糖質量が多い物をガッツリたくさん食べてしまった…なんていう経験はありませんか? 学校から帰った後、または仕事で帰宅後に、空腹に耐えられず一気にごはんを食べてしまうこともあるのではないでしょうか。
ご飯やパン、麺類などの糖質量が多い食べ物をドカ食いすることで、血糖値は急激に上がってしまいます。すると、インスリンが過剰に分泌されるため、脂肪が体内に溜まりやすく、太りやすい体質になってしまう可能性があるので注意が必要です。
食べ方を工夫する
食事と食事の間が長時間あいて空腹が続いてしまうと、ドカ食いを招く恐れもあります。そんな時は、適度におやつを食べて空腹を抑え、次の食事で内容を調節するといいでしょう。
おやつを選ぶポイントは3つ!
①お腹を満たす食物繊維に注目
おやつを選ぶときは、含まれる栄養素に注目してみましょう。特にダイエット中に意識してほしいのは、食物繊維です。 食物繊維は、腸内で水分を吸収して膨らむため、満腹感が得やすくなると言われています。さらに、消化に時間がかかる性質を持っているため、腹持ちが良く、無駄な間食や食べ過ぎを予防する効果が期待できますよ。
<食物繊維が多いおやつ> ■ナッツ類 ナッツ類の中でも、特にアーモンドには食物繊維が含まれるうえに、アンチエイジングに効果的なビタミンEも補給できるのでおすすめです。高カロリーなところに注意して、10~20粒くらいを目安に、よく噛んで、食べ過ぎないように気をつけましょう。 ■ドライフルーツ ドライフルーツにも多くの食物繊維が含まれているため、腹持ちが良いと言われています。さらに、フルーツ本来の甘みもあるので、少量でも満足感に繋がるそうですよ。 しかし、商品によって異なりますが、製造・加工の時点でオイルや糖分が使用されていることがあります。そういったドライフルーツは、高カロリーな可能性があるため、できるだけ自然の状態に近い物を選ぶといいでしょう。 ▶【腹ペコ女子は必見!】ダイエット中の「空腹」を感じにくくする方法とは?
②食感がいいものを選ぶ
おやつを選ぶ際は、食感も気にしてみましょう。噛み応えがあり、たくさん噛まなくてはいけない食材は、満腹中枢を刺激し、満腹感を得やすいと言われています。 <食感がいいおやつ> ■するめ 噛めば噛むほどうまみが染み出てくるするめは、満腹感を感じやすく、噛むことで小顔効果まで期待できますよ♪しかし、商品によっては塩分が高いものもあるため、食べ過ぎると塩分過多になってしまう可能性もあります。選ぶときはできるだけ無添加の物を選ぶといいでしょう。 ■おしゃぶり昆布 おしゃぶり昆布もまた噛めば噛むほどうまみが出てくるおやつです。さらに固さもあるため咀嚼が必要になり、満腹中枢を刺激することができると言われています。昆布にはミネラルが豊富に含まれているため、美容効果にも期待ができます。
③たんぱく質が入っているものを選ぶ
おやつの目的の1つは、食事の際に急激にインスリンの分泌を増やさないということにもあります。たんぱく質は血糖値の急上昇を穏やかにします。そのため、糖質だけの食品よりも、筋肉の元にもなる、たんぱく質を含むものを選びましょう。 ■ヨーグルト たんぱく質と、適度な糖質・脂質が含まれるため、カロリーに対して腹持ちが抜群です。 また、ヨーグルトはコンビニでも必ずと言っていいほどある商品ですよね。その手に取りやすさも魅力のひとつです。ヨーグルトに含まれる乳酸菌には腸内環境を正常化する働きもあるため、そういった点からもダイエットにも効果を期待できます。 ▶【こんな食べ方もある?!】管理栄養士が教える「ヨーグルトアレンジレシピ」6選
まとめ
「ダイエット中のおやつはNG!」と言われているのは、選ぶものや食べ過ぎによって体重増加に繋がる場合があるからです。 低糖質なもの、食感があり噛み応えがあるもの、または含まれる栄養素をきちんと考えて選べば、むしろダイエットの手助けをしてくれる存在になるかもしれません。ぜひ、普段の食生活にうまく「おやつ」を取り入れましょう!
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著者
ダイエットプラス管理栄養士
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