【やせない原因はコレ?】やってしまいがちな「太り癖」を改善しよう!
「いくら頑張っても全然やせない…」そんな人は日々の生活の中で「太り癖(=太ってしまう生活習慣)」が身についてしまっている可能性があります。今回は、ダイエットを成功させるためにも改善したい太り癖とその対策法、オススメレシピなどを管理栄養士がご紹介いたします。
2023年10月22日
食事を抜く
「朝は睡眠を優先したいからコーヒーだけ」「お昼は仕事が忙しいので欠食…」という方も多いのではないでしょうか?食事を抜くとその分、摂取カロリーが減るためダイエットに良いと思われがちですが、実はNG。 空腹時間が長く続くと身体が危機感を感じ、次の食事の栄養を必要以上に吸収してしまったり、食事回数が減る事で必要な栄養素が不足してしまい代謝が落ちやせにくく太りやすい体質になってしまいます。また、食事を抜くと空腹感が強くなり、夕食の量が増えてしまい太りやすくなってしまうおそれも…。
食べることがダイエットに繋がる
1日3食規則正しく食べるよう意識し、忙しい時でも野菜ジュースや豆乳、果物、ヨーグルトなど食べやすい物だけでも食べるようにしましょう。「朝は空腹感が無く食べられない」という方は前日の夕食が多かったり脂質が多い、食べる時間が遅いなどの原因があるかもしれませんので、一度見直してみるとよいでしょう。
ソーセージとトマトのココット焼き
慌ただしく、つい欠食してしまいがちな朝食にオススメの簡単・時短レシピです。たんぱく質もお野菜も摂れる一品です。 ▶「ソーセージとトマトのココット焼き」レシピはこちら
食べてストレス発散
脳がストレスを感じると、ストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されます。コルチゾールが分泌されると食欲を抑えるホルモンの分泌が少なくなるため、つい食べ過ぎてしまう…これがストレス食いのメカニズムです。 ストレス食いのあとは罪悪感を感じそれがストレスになり、また食べてしまう…という悪循環に陥りやすいので、早めにその悪循環から抜け出す事が大切です。
趣味を見つけよう
まず対処方法として、つい食べてしまうようなお菓子は買い置きしないようにしましょう。どうしても食べたくなったらスーパーやコンビニまで歩いて買いに行くといったルールを決めておくと良いですね。 食べる以外のストレス発散法を見つけるのも良い方法です。オススメは手芸や楽器など手を使う事(手を使うため食べ物に手が伸びにくくなります)や、スポーツやダンスなど身体を使う事(汗をかく事でスッキリしますし、もちろんダイエットにも◎)です。 今まで趣味が無かった…という方はダイエットを機に夢中になれる事を見つけられるのも良いですね。
甘い物を食事代わりにする
お菓子やスイーツをお食事代わりにすることでカロリーを抑えられ、甘い物を食べたい欲求も満たす事が出来て一石二鳥!と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか? しかし、お菓子類には筋肉の材料となるたんぱく質や代謝を促すビタミン、ミネラル、腸内環境を整える効果のある食物繊維が少なく、エネルギー源である糖質や脂質が主な栄養素です。そのためダイエットに必要な栄養素が不足し、太りやすくなってしまいます。 また甘い物は依存性か強いため、朝食代わりに甘い物を継続すると甘い物への欲求が強くなってしまい、結果としてカロリーオーバーにつながる恐れもあります。
お菓子を食べるときのコツ
1日3回の食事ではバランスの良い食事をしっかりと食べたうえに、お菓子は間食や不足しがちな栄養補給として量や内容を決めて楽しみましょう。お菓子を食べるのにオススメの時間帯は昼食後2時間以降~16時までの間、目安のカロリーは約100kcal以内です。お菓子のカロリー表示をチェックして食べる習慣をつけましょう。
レンジで簡単!栗蒸し羊羹
レンジで作る事が出来る簡単スイーツです。満足感があるのに100kcal以下なので、ダイエット中でも安心して楽しめますよ。 ▶「レンジで簡単!栗蒸し羊羹」レシピはこちら
早食い
人は血糖値が上がる事で満腹感を感じる事が出来ます。食事を開始してから「お腹いっぱい!」と感じるまでには20分程度かかるため、早食いの方は満腹感を感じる前にたくさん食べてしまい、カロリーオーバーに繋がります。
よく噛んで食べよう
早食いを予防するために、1口20~30回程度噛むよう意識してみましょう。根菜類や海藻、きのこ類など歯ごたえのある食材を取り入れると、自然と噛む回数を増やす事が出来ますよ。
丸ごと椎茸のふんわり肉団子
丸ごとの椎茸を使った肉団子は歯ごたえがあるので、自然と噛む回数を増やす事が出来ます。椎茸の旨味たっぷりの一品です♪ ▶「丸ごと椎茸のふんわり肉団子」レシピはこちら
もったいない食い
少しだけ余ったおかずやお子さんの食べ残しなどを「もったいない」と思って召し上がってはいないでしょうか?少量だから大丈夫…と思いがちですが、小さな積み重ねは長い目で見ると大きなカロリーオーバーにつながります。
考え方を変えてみよう
食事は作り過ぎないようにする、残ってしまったおかずは翌日にまわしたり他のおかずにリメイクする、食材は冷凍などを活用し傷みにくくする、外食では少なめサイズのメニューをオーダーするなど、食べ残しが少なくなるよう意識してみましょう。 ダイエット中の方でしたら「食べ残すのはもったいない」ではなく「もったいない食いで太ってしまったらもったいない」と考えてみましょう。
ひじきのあっさり煮
定番おかずであるひじきの煮物。多めに作って混ぜご飯にしたり、卵と混ぜて卵焼きにしたり、ひき肉と混ぜてつくねにしたりと様々なおかずにリメイクできます。 ▶「ひじきのあっさり煮」レシピはこちら
太り癖を改善して自然とやせる生活習慣を身につけましょう!
いかがでしたか?普段の生活で何気なく行っていることが、実は太る原因になっている可能性があります。ぜひ太り癖を改善し、ダイエットを成功させましょう!
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著者
藤井 歩(管理栄養士)
大学卒業後、給食委託会社・健康関連企業での勤務を経て、現在はフリーランスの管理栄養士としてオンラインでの栄養指導業務、特定保健指導、コラム執筆など栄養関係の様々な業務に携わっています。