【簡単チェック】やせない原因は「むくみ腸」のせいかも?
あまり聞き慣れない「むくみ腸」。これは、腸が浮腫んでしまっている状態を指します。血流を良くすることで症状は改善されますが、なかには便秘などが原因で慢性化されてしまう場合も。今回は、むくみ腸ではないかチェックしていきましょう!
2021年03月29日
むくみ腸ってなに?
むくみ腸とは、その名前の通り、むくんでしまった腸のことを言います。便や老廃物の排出がスムーズに行われないことで腸内環境が悪化しやすくなります。そのため、便秘や血行不良、代謝の低下を招きます。 むくみ腸の主な原因として、乱れた食生活や睡眠不足、運動不足、便秘、ストレスなどが考えられます。乱れた生活習慣を送っていると、自律神経も乱れてしまいます。すると、腸が正常な働きを行えなくなり、老廃物が腸内に停滞し炎症を起こしむくみ腸を招いてしまうのです。
むくみ腸チェック
「なかなか体重が減らない」「便秘を繰り返す」という方は、もしかしたら隠れむくみ腸になっている可能性があります。もし、思い当たる点がある方は、今すぐにチェックをしてみましょう。下記の項目の中で一つでも該当していれば、むくみ腸予備軍である可能性は十分にあると言えるでしょう。 ・3日以上便秘が続くことが月に数回ある ・お腹が張っている感じが常にある ・刺激性の下剤を5年以上使用している ・排便後も残便感がある ・お腹を触るとガチガチに硬い箇所がある ・脚や顔がむくみやすい、むくみが取れにくい ・ダイエットしても体重が減らない ・ニキビや吹き出物が治らない
むくみ腸対策に何をすればいいの?
食事にリズムを
食事制限をして食べなかったり、逆にドカ食いをしてしまったり…。このような食生活では、腸に負担をかけるのはもちろん、ダイエットにも良いとは言えませんよね。毎日の食事は、ある程度同じ時間帯に食べることで、腸の働きにもリズムが生まれて便秘解消に繋がると言われています。
腸にいい食事をする
腸内環境を整える食品の代表と言えば、発酵食品や食物繊維ですよね。その中でも、取り入れやすいのがヨーグルトや野菜ではないでしょうか。ダイエット中の方なら、普段から食べている方も多いかと思いますが、食べ方を一工夫するだけで、より高い効果を期待できると言われています。 <ホットヨーグルト> 乳酸菌が活性化する温度は、約38~40℃だと言われています。このため、冷たいヨーグルトを食べるよりも、電子レンジで少しだけ温めたヨーグルトの方が腸内環境がより整いやすくなるでしょう。さらに、オリゴ糖を含むフルーツ(バナナなど)やはちみつなどを一緒に摂ることで、より効果を期待できます。 <生姜ココア> 生姜には血流を促進させる働きがある「ショウガオール」が含まれています。また、ココアには食物繊維が豊富に含まれるうえに、血管を拡張させる働きがあるため、むくみの改善にも効果を期待できます。 【そのまま食べるだけじゃない!】管理栄養士が「ヨーグルト」の意外な活用レシピを伝授
日常生活で運動を
腸は体を動かすことで、腸周辺の筋肉が適度に刺激されると言われています。このため、お腹周りの筋肉を鍛えることが効果的だと言えますね。また、日常生活の中で一駅分歩いたり、階段を利用してみたり、自宅でながら運動を取り入れてみたりなど、自分に合った運動を取り入れることが大切です。
最後に
いかがでしたか?このように、むくみ腸は自分で改善していけるものだと言われています。基本となる食生活を見直すだけでも、体の変化を感じられるはずです。ぜひ意識してみてくださいね。 【便秘解消に!】5分でできる「美腸」エクササイズ3選
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著者
DietPlus管理栄養士(管理栄養士)
「正しく食べてやせる」ダイエットを実践できる様々なダイエットサポートサービスを提供。個人の生活習慣からやせない理由を発見できる「ダイエット診断」ほか、コラム等でダイエット情報を配信。また、アプリ「ダイエットプラス」では、食事改善をメインとした管理栄養士によるダイエットサポートサービスを提供しています。