【もうリバウンドはイヤ!】失敗しないダイエット法を管理栄養士が伝授

【もうリバウンドはイヤ!】失敗しないダイエット法を管理栄養士が伝授

体重は落ちたはずなのに、見た目に変化がみられない。そんな経験はないでしょうか。実は、体重が減って喜んでいても筋肉が落ちている可能性があります。筋肉量が落ちることで、リバウンドしやすいダイエットになってしまうかも…。今回は失敗しないダイエット方法を管理栄養士がお伝えします。

2020年09月28日

筋肉量が多いとどうなるの?

ダイエットにおいては、筋肉や骨など(体脂肪以外)の組織を維持しながら体脂肪を減少させることが理想と考えられています。筋肉量が多いと基礎代謝量(じっとしていても消費するカロリー)が高いので、結果的に燃焼される「エネルギー」が多くなるため、やせやすいカラダづくりに繋がります。 逆に筋肉量が少ないと基礎代謝量も少なく、燃焼されるエネルギーも少ないので、ダイエットの結果が出にくくなります。 ▶食事制限をしても痩せないのは○○の悪化が原因だった!?

女性に多い『隠れ肥満』に注意

筋肉は脂肪よりも重いということをご存知でしょうか。同じ体重であっても、筋肉量が多い人のほうが全体的に引き締まってみえます。例をあげると、男性と女性です。男性の方が体重は重いですが筋肉量が多いため、女性に比べてシャープな体型ではないでしょうか。 また、体重は普通なのに体脂肪率が高いという『隠れ肥満』には注意が必要です。極端な食事制限をするダイエットでは、「短期間」での体重減少はみられますが、筋肉量が落ちている可能性が高いので、ダイエットどころか自ら老化現象を促進させているのと同じことだと言えますよ。

なぜ筋肉量が落ちる?

ダイエット中だからといって極端な食事制限を続けていると、筋肉量が落ちてしまう原因になります。以下の項目に当てはまる方は注意しましょう。 ・筋肉のもととなるたんぱく質を制限している 筋肉量の減少を招きます。 ・糖質を制限している 糖質が不足すると、体はたんぱく質からエネルギー源を作り出そうとします。この結果、筋肉が分解されるので筋肉量減少に繋がります。 ▶【ダイエットお悩み相談室】筋トレのタイミング・効果的な食事内容とは?!

こんな食事を心がけよう!

ダイエット中は食事内容を意識するだけでも、太りにくくやせやすい体質へ導くことができますよ。1日3食の食事の中で今回ご紹介する食材を意識しながら取り入れてみませんか? ■ダイエット中に食べたい高たんぱく・低脂肪な食材 ささみ、豚ひれ肉、まぐろ、かつお、卵 など ■私たちのカラダを動かすエネルギー源となる食材 ごはん、パン、麺類、さつまいも など ■炭水化物をエネルギーに変えるために必要不可欠なビタミンB1 豚肉、うなぎ、にんにく、枝豆 など これらの食材を上手にバランスよく摂って、筋肉量を保ち脂肪を効率よく燃やす体を目指しましょう。

筋肉量を増やして脂肪を燃やそう

いかがでしたか。運動だけでなく、通勤や家事など、姿勢をよくする・エスカレーターではなく階段を利用するなど、意識することで日常生活内でも消費エネルギーを増やすことができます。自分のライフスタイルにあわせて無理なくダイエットをしていきましょう。 ▶【世界中で流行中?!】効率的にやせたいなら「ネガティブトレーニング」がおすすめ!?

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著者

楠本睦実(管理栄養士/フードコーディネーター)

保育園栄養士勤務後、家庭料理の料理本・雑誌などへ憧れを抱き、 フードコーディネーターを取得。毎日の生活で欠かすことができない『食』。しっかり食べてキレイをサポートする彩りレシピやコラムをお伝えしています。


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