【中性脂肪が気になる方にGoodニュース!】朝に魚を食べると中性脂肪が減る秘密って?
平成28年11月12~13日、名古屋大学で開催される第23回日本時間生物学会での発表を、いち早くお伝えします。その内容は「朝にDHAやEPAの魚脂を摂取すると、1日を通して中性脂肪値が低くなる」ということ。忙しい朝でも食べられるDHAやEPA摂取のコツもご紹介します。
2016年12月02日
食べる時間でやせられる?
ダイエットというと食事の量やカロリーを抑えることに重点がおかれがちですが、「何をいつ食べる」「どのくらいの速さで食べる」という時間によって、カラダの代謝が変化します。つまり、やせ体質になるか太りやすい体質になるかも時間が大きく左右されるということ。「朝食を食べると代謝が上がる」「午後6時以降の食事は太りやすい」ということは広く知られていますが、このたび国立研究開発法人・産業技術総合研究所のマウスによる実験で、「朝にDHAやEPAの魚脂を摂取すると、1日を通して中性脂肪値が低くなる」ということが確認されました。
DHA・EPAとは?
脂質の基本のお話し
体のエネルギー源やホルモンの材料となる脂肪。脂肪はバターや肉の脂など常温で固まる飽和脂肪酸と、植物油や魚脂など常温で固まらない不飽和脂肪酸に分けられます。飽和脂肪酸は摂り過ぎると中性脂肪やコレステロールなど血液の脂肪を増やしてしまいます。一方不飽和脂肪酸は血液の余分な脂肪を回収する働きがあります。
オメガ3やオメガ6とは?
不飽和脂肪酸は化学式の配列によって魚脂やえごま油などのオメガ3、リノール酸などのオメガ6、オリーブオイルに多いオレイン酸のオメガ9分類されます。 オメガ9は体の中で必要に応じて合成できますが、オメガ3とオメガ6は体の中で合成ができないため、食事で摂る必要があります。オメガ3とオメガ6の摂取バランスが崩れるとアレルギーや体の不調の原因となることが最近の研究で明らかになっています。 DHAやEPAはオメガ3の脂肪酸です。DHAはコレステロールや中性脂肪を減らす働き。EPAは血液をサラサラにする効果が期待できます。
朝にDHA・EPAを食べるには
DPAやEPAはサバ、サンマ、鮭など油の多い魚に多く含まれています。朝から脂っぽいのはちょっと…。朝食を食べるだけでも頑張っているのに魚はとても敷居が高い!と思っている方も大丈夫。缶詰めや、鮭フレーク、DHA・EPA入りの魚肉ソーセージを利用すればお手軽さっぱりと食べられます。では次に美味しい簡単レシピを紹介します。
作り置きOK!パン食にも◎
冬の朝にはあったかお味噌汁がしみる~!
まとめ
いかがでしたか?? 朝、DHAやEPAが豊富な魚を食べることで、たんぱく質の補給にもなります。朝にたんぱく質を摂ると、一日のエネルギー代謝が上がることもわかっています。朝の魚で中性脂肪だけでなくダイエット効果も大いに期待!そして「朝の魚は金」という諺に更新される日がくるかもしれませんね。
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著者
水谷 俊江(管理栄養士)
南米、北米で10年間生活した中で、改めて日本人の食文化の偉大さを感じました。美容クリニックでのダイエット指導、特定保健指導での相談業務に携わり、現在では「食」をテーマにしたコラムを執筆しております。世界の食文化と同じように、お一人お一人のお食事の環境や歴史は異なります。今の生活の中で無理なく太る習慣が改善できる方法をオートクチュールで提供いたします。