【脂肪燃焼に効果あり!?】「コーヒー」は飲むタイミングが重要だった!?

【脂肪燃焼に効果あり!?】「コーヒー」は飲むタイミングが重要だった!?

コーヒーは世界で飲まれる嗜好飲料ですが、コーヒーに含まれるカフェインは、様々な情報が飛び交っていることから悪いイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?しかし一方では、脂肪燃焼やむくみ解消、血糖値の降下作用、空腹感を抑えるなどといった、ダイエットに嬉しい噂も流れていますよね。実際は、本当なのでしょうか?今回は、コーヒーの効果やダイエット法についてご紹介します。

2018年07月26日

コーヒーのダイエットパワーとは?

W効果で脂肪燃焼!?太りにくい体質に!

コーヒーに含まれるカフェインの眠気防止効果は有名ですが、リパーゼという消化酵素の働きを活発にして、脂肪分解・燃焼を促す効果があるといった研究結果が多数報告されています。また、コーヒーに含まれるクロロゲン酸は、カフェイン同様に脂肪分解・燃焼を促す働きがあると言います。コーヒーは、カフェインとクロロゲン酸のW効果で、太りにくい体質へと近づけそうですね。

むくみも予防する優れもの!

さらにカフェインには利尿作用があり、気になるむくみを解消し、体内の老廃物や余分な水分を排出する効果もあると言われています。むくみは代謝を悪くするダイエットの敵なので、解消することで血行を促して、基礎代謝が高まるとも言われています。 これ以外にも、カフェインは、血管を拡張して血流を改善させることで、体を温めて冷え性軽減・解消に役立ってくれます。ダイエット中の冷えやむくみで悩んでいる方は、コーヒーを取り入れてみるといいかもしれませんね。 最近、海外でブームとなっている「グリーンコーヒー」は焙煎されていないコーヒー豆のことで、通常のコーヒーにはない成分も含まれ、ダイエットを始めとする様々な健康・美容効果をもたらすと今話題になっています!

美肌作りに最適

コーヒーに含まれるクロロゲン酸は、抗酸化作用をもつポリフェノールの一種であることから、老化に繋がる活性酸素を取り除き、アンチエイジングケアに役立ちます。ポリフェノールは、赤ワインでも有名ですね。お茶やココア、紅茶などにも含まれますが、コーヒーはその中でもずば抜けて多く含まれていると言われており、若々しいお肌作りに役立ってくれることでしょう。

ダイエットにコーヒーを取り入れる3つのポイント

①飲むタイミングが肝心!

・運動する20分~1時間前程度前にコーヒーを飲む 運動で脂肪が燃焼し始めるころに、ちょうどカフェインも血中でピークになるため、脂肪燃焼の効果アップに期待できると言われています。 ・食事の前に飲む コーヒーは血糖値の急激な上昇を抑える働きがあるため、食前に飲むことで食後の血糖コントロールに繋がり、太りにくくしてくれます。また、食欲コントロールにも繋がるといった効果も期待できるそうです。

②ブラックor牛乳をプラス

ダイエット中に取り入れるのであれば、摂取カロリーを抑えるためにも、できればブラックで飲むのがおすすめです。砂糖を入れてしまうと、血糖値が上がりやすくなって脂肪の蓄積に繋がる可能性も考えられます。どうしても苦みが気になるという方は、牛乳をプラスしてカフェオレにするといいでしょう。牛乳が加わることで、満腹感もアップするかもしれません。

③摂取量に気をつけよう

カフェインは授乳中や妊娠中には摂取を控えた方が良いとされている成分です。コーヒーの飲み過ぎで頭痛や疲労感、不安感、眠れない、胃腸の調子が悪い、といった症状が出てしまうことがあります。 また、日本では、カフェイン摂取量に関して基準が設けられているわけではありません。しかし、海外ではカフェインの望ましい摂取量を決めている国もあり、カナダでは、健康上に問題がないとされる1日あたりのカフェインの最大摂取量を1日400mgと設定しています。コーヒー1杯(150mml)あたりのカフェイン量を約80mg程度含まれると言われるため、コーヒーは1日3~5杯程度を目安に飲むようにするといいでしょう。 ▶ダイエット中に甘い飲み物はタブー?ティータイムの楽しみ方

まとめ

いかがでしたか?コーヒーのカフェインは、イメージが良くない方もいたのではないでしょうか?自分の体調に合わせ、飲み過ぎに注意し、タイミングよく飲むことで上手に生活に取り入れてみて下さいね!ぜひ毎日の生活にコーヒーを取り入れて、太りにくい体質へと近づけていきましょう!

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著者

安藤未来(管理栄養士)

大学卒業後、病院・施設・企業のメニュー作成や栄養指導に携わり、3年間飲食店で調理経験を積み、現在フリーの管理栄養士。「食べるモノが人を作る」ことを日々感じながら、地元北海道の食材を使用したレシピ提案やケータリング・海外への輸出プロジェクト参加、特定保健指導、栄養相談、コラム執筆等、管理栄養士の新しい働き方の可能性を模索中。「食と音楽と人」をテーマに、美味しく楽しく満たされるライフワークがモットー。


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