【ライスミルクの人気が急上昇!】ダイエットに効果的な3つの理由とは?
「第三のミルク」とも言われるライスミルク。原材料に玄米や白米などが使われとても栄養価が高く、ダイエットでも高い効果効能を期待できます。また、美容効果も素晴らしいと言われており、キレイになりたい女性はぜひ取り入れたい食材でもあります。
2018年03月05日
ライスミルクはこんなミルク!
ライスミルクとは、欧米を中心に飲まれてきたお米(玄米)で作られるミルクのことを言います。豆乳は大豆を絞って作られますが、ライスミルクはお米を粉末状にしたものを酵素の働きによって作るため、お米がもっている栄養素が丸ごと含まれていると考えられています。 ライスミルクはその製法からお米の甘みや風味が感じられ、とても優しい味になっており、お米を主食としている日本人にはとってはとても飲みやすく親しみやすい飲み物ではないでしょうか?
実は昔からあるミルク!
欧米では昔から、アレルギーによって牛乳や豆乳が飲めないという人の対策としてライスミルクが親しまれていたそうです。また、お米はサラダやデザートにも使われているため、飲み物としても抵抗なく受け入れられていました。 しかし日本ではお米は主食として扱っているため、それ以外での取り入れ方には馴染みがなく、飲み物としてお米を使うことはほとんどなかったようです。それが最近になって、日本でも牛乳アレルギーの対策として、またライスミルクのもつダイエットや美容効果の高さから注目が集まってきました。
ダイエットに良い3つの理由!
その①:便秘改善
玄米が原材料であるライスミルクは栄養価が高いのはもちろん、中でも食物繊維がとても豊富に含まれています。この食物繊維は腸内環境を良好に保ち、便秘解消にとても効果的だということはよく知られていますよね。 便秘になってしまうと、体内に不要な老廃物が体外に排出されなくなるため、代謝が下がるのはもちろんのこと、ポッコリお腹や体調不良などを招くことにもなります。そこで手軽に取り入れやすいライスミルクを飲むことは便利で効果的!ライスミルクには特に不溶性食物繊維が多く含まれるので、便の水分を保ちながらカサを増やし、腸の働きを活発にします。すると、便の排出もスムーズに行われるようになるので、便秘が原因でポッコリと出ていたお腹もスッキリするかもしれません。さらに体内の老廃物を体外へと排出することにより、肌トラブルの改善など美容効果にも期待ができますよ。
その②:代謝アップ
ライスミルクにはビタミンB群も豊富に含まれています。ビタミンB群は、体内に取り入れられた食べ物を、エネルギーに変換するのには欠かせません。もしビタミンB群が不足すると、エネルギー変換がうまくされずに余ってしまったエネルギーが脂肪に変わってしまう恐れがあり、太りやすい体質に繋がります。 ビタミンB群を積極的に取り入れて、効率よくエネルギーに変換されるれば代謝が活発になり、やせやすい体質に変化できるかもしれません。
その③:脂肪がつきにくくなる
ライスミルクは低GI値食品でもあります。ライスミルクは、血糖の急激な上昇を抑えてくれることから、取り入れ方次第ではダイエット中の強い味方となってくれるでしょう。 食事をすると血糖値が急激に上がり、インスリンが分泌されます。インスリンが分泌されすぎることで、体に脂肪がつく原因になってしまうことも。しかし、そんな時にライスミルクを食前に取り入れることで血糖の上昇を緩やかにして脂肪がつきにくくしてくれるだけではなく、満足感を持続してくれるので食べ過ぎを防ぐ効果もあるようです。 ▶【ダイエットに牛乳と豆乳どっちがいいの?】管理栄養士が2つの栄養成分を徹底比較!
ライスダイエットのまとめ
牛乳や豆乳にはたんぱく質が豊富に含まれていますが、ライスミルクには砂糖やハチミツ等の甘味料や油脂などが加えられている場合があります。(種類によって異なります。)また、炭水化物がメインであるため、牛乳や豆乳などとは栄養素にも大きな違いがあります。自分の体調や欲しい効能によって飲み分けて下さいね。 ライスミルクはとても栄養が豊富でダイエットの味方になってくれることでしょう。今まで見たことが無かった方も、この機会にぜひライスミルクを試してみてください。極度な食事制限をするダイエット方法よりも、ライスミルクを取り入れて無理なく体の中からキレイを目指しましょう! ▶【寒い季節に飲みたくなる♡】「豆乳甘酒」がダイエットに向いている理由を知ってた?!
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著者
藤岡 佳絵(管理栄養士,健康運動指導士,NR・サプリメントアドバイザー,アスリートフードマイスター,製菓衛生師,食生活アドバイザー2級,ホームヘルパー2級)
栄養とは関係ないメーカーに就職し、会社員生活を送る中で、健康とその基礎となる食の大切さに気付き、栄養士に転職したという経歴の持ち主。管理栄養士として、レシピ開発やカウンセリング、食育活動、現在は主に保健指導で、働き盛りの方々の健康づくりに携わっている。