【寒さに負けない身体を作る!】カリフラワーの栄養とおすすめレシピ3選
もこもこした形が特徴のカリフラワー。よく似た形のブロッコリーと比べると少しマイナーではありますが、実は健康維持に嬉しい栄養が多く含まれています。また、淡白な味なのでさまざまな楽しみ方ができる野菜でもあるのです。そこで今回は、カリフラワーの栄養効果とおすすめレシピをご紹介します。
2023年02月17日
カリフラワーの栄養効果とは?
ビタミンCで美肌&免疫力アップを目指す!
カリフラワーにはビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCには強い抗酸化作用があるため、細胞の老化の原因の一つである活性酸素の増え過ぎを防ぎ、アンチエイジングにつながります。また、ビタミンCには、コラーゲン生成を促す働きがあり、肌のハリや潤いを保つ効果が期待できますよ。 さらに、ビタミンCには免疫力を高める効果もあるといわれており、風邪が流行しやすい寒い時季には積極的に摂りたいですね。 カリフラワーは茎の部分に特に多くビタミンCが含まれていますので、できるだけ茎も捨てずに食べることをおすすめします。
カリウムで高血圧&むくみ予防!
カリフラワーに多く含まれるカリウムには、体内の余分なナトリウムを排出する作用があります。そのため、塩分の摂り過ぎによって起こる高血圧を予防したり、むくみを防いだりといった効果が期待できるのです。身体がむくむと体重以上に太って見えやすくなるので、健康維持はもちろん、ダイエットをしていく上でもカリウムは重要な栄養であるといえます。
より美味しくカリフラワーを食べるコツ
カリフラワーの選び方
白いつぼみが固く密集して、こんもりと盛り上がっているものを選びましょう。また、葉がついている場合は、葉が青くハリのあるものがおすすめです。鮮度が落ちると、つぼみが変色し、黒い斑点が出てきますので注意しましょう。
カリフラワーの保存方法
カリフラワーはラップでぴったりと包み、野菜室で保存しましょう。早めに食べきるのが望ましいですが、長期間保存したいときは固めに茹で、冷凍保存するのがおすすめです。
カリフラワーを使ったおすすめレシピ
カリフラワーとパプリカのみそチーズ焼き
カリフラワーとパプリカを使ったチーズ焼きです。発酵食品であるみそとチーズは相性抜群。手順も材料もシンプルなので、もう一品ほしいときにも嬉しいレシピです。 ▶「カリフラワーとパプリカのみそチーズ焼き」のレシピはこちら
えびとカリフラワーのスパイス焼き
淡白な味のカリフラワーとスパイシーなガラムマサラがよく合う一品です。えびと組み合わせることで筋肉の材料となるたんぱく質を摂れますよ。こんがりと焼き目をつけるのが美味しさのポイントです。 ▶「えびとカリフラワーのスパイス焼き」のレシピはこちら
サクサク!カリフラワーの焼きコロッケ
カリフラワーでかさ増しすることでボリュームアップしますし、糖質も抑えられます。さらに揚げるのではなく、少なめの油で焼くことでカロリーオフにつながります。 ▶「サクサク!カリフラワーの焼きコロッケ」のレシピはこちら
まとめ
栄養たっぷり!カリフラワーを楽しもう
いかがでしたか?カリフラワーは美味しいだけでなく、美容と健康にうれしい栄養も豊富に含まれています。ぜひ、今回紹介したカリフラワーレシピを試してみてくださいね。 【参考文献】 e-ヘルスネット.酸化ビタミン.厚生労働省 (https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-008.html) 閲覧日:2022年9月2日 e-ヘルスネット.カリウム.厚生労働省 (https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-005.html) 閲覧日:2022年9月2日 とれたて百科.カリフラワー.JAグループ (https://life.ja-group.jp/food/shun/detail?id=71) 閲覧日:2022年9月2日
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著者
藤井 歩(管理栄養士)
大学卒業後、給食委託会社・健康関連企業での勤務を経て、現在はフリーランスの管理栄養士としてオンラインでの栄養指導業務、特定保健指導、コラム執筆など栄養関係の様々な業務に携わっています。