【運動が苦手な人におすすめ!】非運動性熱産生(NEAT)を高めてダイエットを始めよう

【運動が苦手な人におすすめ!】非運動性熱産生(NEAT)を高めてダイエットを始めよう

非運動性熱産生(NEAT)という言葉を聞いたことはありますか。ダイエットはしたいけど運動が苦手という方におすすめしたいのが、非運動性熱産生(NEAT)を高めることです。非運動性熱産生(NEAT)とは何か、どのように増やしたらよいのかについて、解説していきます。

2024年04月20日

キーワードは日常の活動量

非運動性熱産生(NEAT)とは

身体活動によるエネルギー消費には、運動によるものと、家事などの日常生活によるものに分けられます。非運動性熱産生(NEAT)とは、家事などの日常生活によって消費されるエネルギーのことを指します。

日々の積み重ねが大きな差になる

肥満がある人と肥満がない人を比べると、肥満がある人は歩行時間を含めて立っている時間が平均で1日150分も少なかったという報告があります。また、必ずしも運動を行っている人のほうが、活動量が多いというわけではないと言われています。週1〜2回運動を行っていても、それ以外の活動量が少ない場合、トータルの活動量は多くならない場合があるのです。運動が苦手で、運動を行っていなくても、日々の活動量が多いと、運動を行っている人より活動量が多くなることも。

非運動性熱産生(NEAT)を高めるためには

普段の生活を振り返ってみよう

家で過ごす時間と外に出ている時間はどちらが多いでしょうか。そして、立っている時間と座っている時間はいかがですか。また、立っている時や座っている時に台や背もたれに寄りかかっている時間はどうでしょうか。これらの差が、非運動性熱産生(NEAT)によるエネルギー消費の差になってきます。

日常の中での非運動性熱産生(NEAT)高め方

台や背もたれに寄りかかる習慣がある場合、寄りかからない時間を増やしてみましょう。座っている時間が長い場合は、立ちながらの作業を増やすのもおすすめです。Web会議や授業などでは、スタンディングで受けるのもよいでしょう。やむを得ずに座っている時間が減らせないという時には、足踏みやかかと上げなど座ってできる運動をこまめに取り入れるのも方法です。他にも、こまめに家事などを行い、活動量を増やすのもよいですよ。そして、外に出る機会が少ない場合は、1日1回外出するようにしてみてはいかがでしょうか。

歩数や活動をチェックしてみよう

まずは歩数計や活動量計を用いて、現状のチェックから始めてみましょう。今の活動量を知り、そこから+1000歩や+10分活動量を増やすことから始めるのが大切です。小さな差に感じるかもしれませんが、日々の積み重ねがその後の差になります。

まとめ

日々の活動量アップがダイエットの一歩

ダイエットをしようと思うと、食事を見直したり、運動を始めたりしないといけないと思い、一歩踏み出すことや続けられずに挫折してしまったりすることもありますよね。ダイエットの一歩として、日々の積み重ねで非運動性熱産生(NEAT)を高めてみてはいかがでしょうか。 【参考文献】 ・厚生労働省.身体活動とエネルギー代謝.e-ヘルスネット(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/s-02-003.html)閲覧日2022年8月20日 ・(独)国立健康・栄養研究所.改訂版『身体活動のメッツ(METs)表』(https://www.nibiohn.go.jp/files/2011mets.pdf)閲覧日2022年8月20日

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著者

酒井 葉子(管理栄養士、東京糖尿病療養指導士)

幼少期にアトピー性皮膚炎で悩み、身体の内側から見直す必要性を感じて管理栄養士に。 大学卒業後は、給食管理業務や医療機関での栄養指導に携わり、現在は保健指導やコラムの執筆に従事。食を通して、充実した毎日のサポートを行ってまいります。


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