【土用の丑の日】夏バテ対策にも◎おすすめレシピ5選
2021年の夏の土用の丑の日は7月28日(水)です。暑い夏が近づくとスタミナ満点のうなぎを食べたくなる方もいるのではないでしょうか?夏は暑さで疲れやすく汗もたくさんかくので、栄養と水分をたっぷりと摂る必要があります。ですが、暑い日が続くとなんだか食欲がわかないという方もいるかもしれません。そこで、今回は土用の丑の日や夏バテ対策におすすめのレシピなどについてご紹介していきます。
2021年07月28日
土用の丑の日について
土用の丑の日とは?
「土用」とは、季節の変わり目である立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間のことを指します。また、「丑の日」とは、十二支の丑のことです。土用の約18日間のうち、十二支の丑の日にあたる日が「土用の丑の日」とされています。そのため、その年によって土用の丑の日が2回巡って来る年もあります。 土用の丑の日は季節ごとにありますが、現在では、一般的に夏の土用の丑の日を指しています。2021年の土用の丑の日は、7月28日(水)の1回となっています。
土用の丑の日は何を食べる?
土用の丑といえば、うなぎというイメージが強いのではないでしょうか。土用の丑の日には、「う」の付くものを食べて精を付け、無病息災を願う風習もあるのだそうです。 うなぎは、たんぱく質やビタミン、ミネラルが豊富です。万葉集で、夏痩せにはうなぎを取って食べなさいという内容の歌もあり、昔から夏にはうなぎを食べてスタミナをつけるという風習があったようです。 うなぎの他にも、うどんや梅干し、瓜(ウリ科のきゅうり、すいかなど)を食べるとよいとされています。
夏バテを予防するには?
気をつけたい食事のポイント
夏の暑さで食欲がわかず、食事を抜く、冷たいアイスやゼリーだけなどと食事内容が偏ってしまう方もいるかもしれません。食事を抜いたり食事内容が偏ると、体力の低下につながり夏バテの原因ともなってしまいます。疲れやすい夏だからこそ、「主食・主菜・副菜」のそろったバランスのよい食事を摂り、暑さに負けない体づくりをしていきたいですね。 ・主食(炭水化物)…ご飯、麺、パンなど ・主菜(たんぱく質)…肉、魚介類、卵、大豆製品など ・副菜(ビタミン、ミネラル、食物繊維)…野菜類、海藻類、きのこ類など
水分補給を忘れずに
私たちの体は、普通に生活しているだけで1日に2.5Lもの水分が失われています。気温が高く汗をかきやすいこの時期には、水やお茶を小まめに飲んで水分補給しましょう。特に起床時、入浴後、スポーツ時の水分補給は忘れずに!
土用の丑の日・夏バテ対策に!おすすめレシピ5選
うなぎとナスのかば焼き丼
夏といえば!土用の丑の日といえば!スタミナ満点のうなぎを食べたくなる方もいるのでは?うなぎには疲労回復効果が期待できるビタミンB1、皮膚や粘膜の健康を保ち美肌の維持に役立つビタミンAが豊富に含まれています。脂質が少し高めのうなぎですが、一切れを茄子にすることで脂質の摂りすぎを抑えています。まるでうなぎのような食感が楽しめますよ。 ▶「うなぎとナスのかば焼き丼」の作り方を見る
薬味たっぷりひつまぶし風茶漬け
よくうなぎのかば焼きをそのまま食べているという方は、ぜひいつもと違ったうなぎの楽しみ方してみてはいかがでしょうか。薬味の香りがよく、暑くて食欲のない時でも食欲のそそる一品です。お茶をだし汁にしても美味しいですよ。 ▶「薬味たっぷりひつまぶし風茶漬け」の作り方を見る
野菜たっぷり!具沢山サラダうどん
暑い夏でも麺類はつるっと食べやすいですよね。麺類のような単品メニューは、栄養バランスが偏りやすい傾向がありますが、トッピングを工夫することで栄養バランスをグッとよくできますよ。なすやきゅうりなどの夏野菜をたっぷりと使い、卵やツナでたんぱく質もしっかりと摂れるメニューです。 ▶「野菜たっぷり!具沢山サラダうどん」の作り方を見る
鶏むね肉のつるりん梅ダレしゃぶしゃぶ
梅ダレでさっぱりと食べられる鶏むね肉のしゃぶしゃぶです。梅干しには、疲労回復効果が期待できるクエン酸が含まれています。また、鶏むね肉は低脂肪で高たんぱく質なので、ダイエット中にぴったりの食材ですよ。 ▶「鶏むね肉のつるりん梅ダレしゃぶしゃぶ」の作り方を見る
野菜ゴロゴロ!ラタトゥイユ
夏野菜に香草を加えて煮込んだ旨味たっぷりの副菜です。緑黄色野菜のトマトやパプリカもたくさん使い、ダイエット中や美容にも嬉しいビタミンC・E、カリウムなどのビタミン、ミネラルが豊富な一品です。 また、ズッキーニはウリ科で、土用の丑の日に食べるとよいとされている食材の一つですよ。 ▶「野菜ゴロゴロ!ラタトゥイユ」の作り方を見る
まとめ
いかがでしたか?今回ご紹介したレシピは、どれも栄養満点で暑い夏でも食べやすいメニューです。ぜひ土用の丑の日に、栄養満点で美味しいメニューを食べ、夏バテを予防していきましょう! 【参考】 ・語源由来辞典 https://gogen-yurai.jp/doyou-ushi/ 閲覧日:2021年5月20日 ・全国健康保険協会/8月 夏バテを防ぎ、元気に暑さを乗り切る! https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g5/cat510/h26/260801/ 閲覧日:2021年5月20日 ・農林水産省 https://www.maff.go.jp/j/heya/sodan/1811/01.html 閲覧日:2021年5月20日 ・健康長寿ネット/第2回 梅干しの効果 https://www.tyojyu.or.jp/net/essay/nihonjinnochojushoku/umeboshi.html 閲覧日:2021年5月20日
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著者
高橋 みゆき(管理栄養士)
管理栄養士。大学で栄養学を学び、パーソナルトレーニングジムでのトレーニング・食事指導、ダイエットアプリでの食事アドバイス業務に携わり、現在では「食・栄養」をテーマにしたコラムも執筆。自身も25㎏のダイエット経験があり、ひとりひとりの性格や生活習慣に合わせ、継続しやすい減量方法・生活習慣改善方法を提案している。